コミュ障のあなたが、会話の中で「相手の感情」を意識しなければいけない理由

会話を続ける

はじめに

私は交流会の運営もしているのですが、参加してくださった方から

「私はコミュ障なので、話が続きません。
どうしたら会話が続くようになりますか?」

といった相談をよくされます。
私は、その質問に対して、

『相手の話を最後まで聞いてあげてください。そのあとで質問を
質問をするときは、”相手の感情”を聞いてあげると良いですよ』

と返答をしています。

その返答に対しての反応は
「相手の感情をですか?」といった具合で返ってくるのですが

今回は、
コミュ障のあなたが「相手の感情」に着目する重要性について
お話をさせて貰います。

コミュ障のあなたの特徴

まず本題に入る前に確認をさせてもらいますが、

コミュ障の方が陥りやすい会話の特徴をご存知ですか?

私は大きく2つあると考えてます。

【コミュ障の方が陥りやすい会話の特徴】
①聞いているだけで、反応がない
②自分の話ばかりで、人の話を聞かない

①の方は、緊張や何を話していいのかわからず
黙り込んでしまい話が続かない状況だと思います。
本当は、話したいのに言葉が出なく
後で後悔している方も多いのではないでしょうか?

①の方に対して相手は「無関心な人」と感じます。

②の方は、一見するとコミュニケーションが取れているようですが
会話という意味では、双方向のコミュニケーションが取れてなく
ただスピーチしているだけの状況だと思います。
こちらの方は、話している時は満足していても
あなたばかりが話して、会話が続かないと感じられているのではないでしょうか?

②の方に対して相手は「自己中心的な人」と感じます。

①に当てはまる方にも、②に当てはまる方にも

相手が会話で求めている物を認識していないため
このような会話がうまくできない状況に陥ってしまうのだと思います。

会話は共感を求めている

会話をしている相手が求めていることは何だと思いますか?

『自分の話を聞いて、自分に共感して欲しいのです。』

相手は、あなたに話しを聞いてほしく

話し終えたら相手としては、

「自分と共感してもらえた」という心が通じた快感を感じたく

あなたと話しているのです。

では、共感はどうすればできるのでしょうか?

答えは簡単です。

『感情を共有』できたときに、共感してもらえたと感じるのです。

共感するには、感情の共有が大切

あなたもあるはずです。

嬉しかったこと
怒ったこと
哀しかった
楽しかったこと

なにか感情を揺さぶられた時に『誰かに話したい!』という日が

あなたに限らず、
みんな『誰かに話したい』と思って話し相手を求めているのです。

その根底には、『自分の感情を共有したい』という気持ちがあります。

「私の話を聞いて共感して欲しい」
「一緒に喜んだり、怒ったり、哀しんだり、楽しんだりしてほしい」

私を知ってほしいという気持ち

その気持ちが満たされると相手は、あなたに対して

『信頼』を抱いてくれるのです。

感情を共有すると、信頼関係を築ける

私は、『信頼』は『安心感』と同等だと考えています。

ですので信頼関係さえ築いてしまえば

相手は安心して話してくれ

相手にとってあなたは、『話しやすい人』と認識してくれるのです。

あなたにもいませんか?話しやすい人が

それはお母さんであったり
友達であったり

信頼している人とは話が続くものですし
話しが続かなくても、一緒にいるだけで安心できますよね

話しを続けるためにどんな言葉を使えばよいのか?

会話の中に「楽しかった」「イライラ」したという
キーワードが入っていれば、

「嬉しかったんだね」
「イライラしたんだね」
「哀しかったんだね」
「楽しかったんだね」

というように相手の言葉をそのまま借りて
代弁してあげるのが良いと思います。

話しの中に感情に関する言葉が無くても

相手の感情を聞いてあげれば大丈夫です。

覚えておいてほしいキーポイントの言葉としては

『あなたは、どう感じたの?』

「その場面でのあなたの感情を教えて」というようなことが伝われば
結構だと思います。

相手は、感情の共有を目的にしているので、

あなたが感情を発散させるカギを開けてあげれば

気持ちいいように感情がでてくると思います。

まとめ

今回の記事は、

・コミュ障のあなたの会話の特徴は?それは、無関心か自己中心的な会話
・相手が求めている会話は何か?それは、共感を求めている
・共感は何で共有できるのか?それは、感情で共感している
・感情を共感できるとどうなる?それは、信頼関係に繋がる
・信頼関係を築けた相手の印象は?それは、話しやすい人
・どんな質問をすればよいのか

についてお話を致しました。

もちろん会話のすべてが

前述のような『感情の共有による共感』を求めての会話だけとは
限らないと思います。

ただ、「会話で相手が求めている事」「共感する方法」を知っていれば
少なくともコミュ障からは脱せられるのではないかと思います。

良ければ試してみてください。

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