はじめに
「分かりやすい説明」「相手に伝わる話」
すらすらと話せること
社会人に求めるられるスキルですよね。
「私の説明と、説明上手なあの人とは何が違うのか」
疑問に思われていませんか?
あなたとその人との違いは
恐らく、ただ一「話しの構成」がしっかりしているかどうかです。
内容はつまらなくても、難しい話でも
話の構成がしっかりしていれば
大抵の内容は相手に伝わります。
この記事では、相手に伝わる話の構成に着目してお話致します。
注意として、この記事はお笑い芸人さんのような
相手を笑わせる「オチのある話」ができるようになるためのものではありませんで、ご了承ください。
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話の構成イメージ
まずは話す構成のイメージを持って欲しいのです。
下の例にあげている話は
今回お伝えする話の例となる構成になっております。
細かい解説は後で致しますので
感覚的にどんな構成なのか考えてみてください。
【例:カフェでの友達との会話】
Aさんという俳優さん知ってますか?
面白い映画に出演するらしいですよ。
女優のBさんやお笑い芸人のCさんも出演してて
監督も「○○」の監督で面白い事間違いなし!って感じ
本当に面白そうで、良ければ一緒に観に行きませんか?
いかがですか?
いつも自分が話しているのと
同じに感じる人もいれば
違うと感じるという人もいるかとおもいます。
次の項からは、話す構成について解説致します。
話す構成
『理解の共有』
話す上で第一に大切なのは、
相手の理解と自分の理解が一致しているかです。
前提として理解が一致していないと
話自体が通じない事になります。
先の例文の
Aさんという俳優さん知ってますか?
がこれに当たります。
Aさんを知っているのかどうか確認をしていますよね
Aさんを知らない人からすると
この話を聞いてもピンと来ないですし
顔やどんな方なのかイメージが出来ないなら、
ここの時点で補足する必要があります。
同じ土俵で話をする上で
理解が一致しているかの確認が会話の第一に来ます。
よく「結論から話せ」と上司から指摘を受けることもあるかと思いますがその通りに話をすると、理解が一致していなかったために
結果的にお互いに違う話をしていたということが起きてしまいます。
(イメージとしては、アンジャッシュさんのコントのような失敗)
『結論』
多くの方が陥りやすいのは
学校の作文のように起承転結で話そうと
話の2番目に結論が来ないことです。
作文は物語調に作者の思いや理解を伝えることを重視するため
結論を最後にしてもよいですが
報告する相手や話し相手は
そのような思いや理解を求めてはいません。
まずは結論・事実を知りたいのです。
今回の例文での結論は
「話の主人公は何をしたのか?」です。
話の主人公はAさんですので
面白い映画に出演する
が結論で、相手に伝えたいこと、相手が求めていることです
相手はそれを知りたいため
本題は結論を最初に話すべきなのです。
起承転結で結論を最後にすると、
聞き手が結論を推測しなければならず
思い込みが強い方は、勝手に結論を予想してしまいます。
『理由と補足』
結論を話したあとは、理由と補足になります。
理由になるまでもない情報は
理由のあとに補足とし
女優のBさんやお笑い芸人のCさんも出演してて
監督も「○○」の監督で面白い事間違いなし!って感じ
が例文の理由と補足に当たります。
何で面白いのか
主人公のAさんでなくてもどんな方出演するのか
そんな理由と補足をします。
『相手にして欲しいこと』
最後は相手にして欲しいことになります。
例文では、
良ければ一緒に観に行きませんか?
が相手にして欲しいことです。
会社の報告であれば、
サインをください。
了承ください。
友達との話では
調べてみて
試してみて
がこれに当たります。
相手にアクションを起こして欲しいときは
この順番で話せば、相手に伝わりやすいです
まとめ
今回は
コミュ障のあなたが、相手に分かりやすく話すポイントは構成だった!?仕事にも活きる報告の報告。
をタイトルに記事を書かせていただきました。
伝わりやすい話は構成が大切で
【分かりやすい話の構成】
1、理解の一致
2、結論
3、理由と補足
4、相手にして欲しいこと
を意識して話して貰えればと思います。
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